2階建ての建物。明治の洋風建築としては非常に洗練されている建物である。領事館としての業務は安政6年から昭和9年まで行われていた。現在は、開港の歴史を伝える記念館として公開され、レストランや英国輸入雑貨ショップも併設。文久3年(1863年)、今の元町と呼ばれるところに領事館が建てられたが、慶応元年の火事で焼失、以後2回建て直すが、いずれも大火で焼失した。 現在の建物は大正元年頃に新築されたもの。昭和54年(1979年)、函館市有形文化財へと指定された。